近年、医療と患者さまや社会との関係性は著しく変化をしてきました。その中でも医療従事者は、常に自らの良心に従い患者の最善の利益のために行動すべきであることに変わりありません。当院では、世界医師会「患者の権利に関するリスボン宣言」の精神のもと、「患者の権利章典」を制定し、患者さまの人権を尊重した「患者中心のチーム医療」を推進します。
患者さまの権利を尊重した「患者中心のチーム医療」をすすめる中では、患者さま自身の主体的なかかわりが不可欠かつ重要であり、患者さま・ご家族の皆さんにも「患者中心のチーム医療」を進める大切な役割を果たしていただく必要があります。また、病院も社会の一部であり、患者さまの権利だけが守られるわけではなく、患者さま自身が守るべきルールもあります。
以下に掲げる事項は、患者さまが医療を受けるにあたって、守られるべき権利と患者さま自身に求められる責務をまとめたものです。信頼関係に基づいた適切な医療を提供させていただくためご理解とご協力をお願いいたします。